
この春に社会人になった人は、月末の頃に最初の給与が振り込まれますね。
その時、会社から給与明細書が渡されると思います。
給与明細書には給与総額や控除額などが記載されています。
これらの金額の意味を知ることは、今後穏やかに人生を送っていくためには、とても重要です。
自分自身の社会における位置付けを知ったり、日本の社会の仕組みを理解したりするための、これ以上ないテキストであるといえます。
多くの人は、振込額の金額だけ行なって、給与明細書のシートをどこかにしまい込むか、データを保存するくらい。
あるいは、捨ててしまうかもしれません。
それでは、もったいない。
ぜひ手元において、お休みの日にでもじっくりと眺めてみてください。
以下、初めての給与明細書をみる時のポイント。
支給額
給与明細書は大体3つの部分に分かれています。
支給額は支払われる給与の内訳。
本人給とか資格給とか、残業手当、通勤手当など。
これらの合計額が給与金額の大元になります。
控除額
ここから差し引かれるのが控除額。
まず、所得税、住民税からなる税金。
初任給の明細書には、住民税は書かれていないですね。
住民税は、1月から12月までの課税対象の収入を基準に計算された税額が、翌年6月から翌々年の5月まで支払う形になります。
なので、新社会人1年目は住民税はかかっていないと思います。
社会人になる前に、課税対象の収入がある場合は、別途住民税がかかりますね。
その辺りは人によります。
控除額で、一番大きくなるのが健康保険、それに厚生年金。
これらは一般に社会保険といわれているもの。
これらの金額が無視できない多さ。
国政選挙なので、減税が取り沙汰される場合がありますが、社会保険の見直しもぜひ進めてもらいたいと思うところ。
このあたりも、給与明細書をみているとわかります。
その他特記事項
その他特記事項の部分には、通労賃、課税対象支給額、標準報酬月額などが記載されています。
税金や社会保険料の基準になるのが標準報酬月額。
この辺り、仕事を長く続けているとジワリと増えていくのがわかります。
社会の中での位置付けが重たくなっているということの、実感の一つになりますね。
給与明細書は、数年分は保存しておく
給与明細書の記載事項が、少しずつ変わっていきます。
支給額の金額が増えると、嬉しいですね。
自分の能力や立場が上がっていくことの、一つの証。
一方で控除額も増えていく。
それは、責任が増すことを意味します。
それが、人生のどの時期に、どのくらい変わったのかが、給与明細書でよくわかります。
受け取ったものをすぐに処分してしまうのではなく、しばらくは保存しておくのがいいでしょう。
続けてみていくことで、これまでの生活を振り返ることができ、今後の生活の見通しを立てられるようになります。
ただ、闇雲に将来に対する不安を抱くということは無くなりますね。
新社会人ほどFP3の知識は大事
働き始めると自分の時間は少なくなるもの。
それでも、通勤時間などを活用して資格試験にチャレンジすることはとても意義があります。
特にお金の知識をまとめて身につけることができるので、FPはお勧め。
FP3であれば、テキストを通読、問題集を数回解けば、ほぼ合格します。
テキストを一通り読むことで、生活するに必要なお金の知識が身についたことが実感できるはず。
民間の保険に加入したり、投資を始めることを考えているのであれば、まずFP3の知識を身につけましょう。
dantandho
