
FPの資格を取得したら、まずやるべきは、自分自身のフィナンシャルプランニング。
次は、実家で暮らす両親のフィナンシャルプラン。
両親のフィナンシャルプランをやるべき理由は以下。
親の暮らしの状況を知ることができる
実家の資産と負債のバランスシートを作成することで、現在の実家の暮らしの基盤が確認できる。
負債などを抱えていると、それが生活の窮屈さになっているかもしれない。
負債があるのに、必要な手立てが講じられていないと、それは子供に回ってくるかもしれない。
そういう部分が見えてくる。
実際の年金受給額を知る
バランスシートと一緒にキャッシュフロー表を作成すると、実際の年金受給額を知ることができる。
FPの試験で勉強した通りの金額が実際に支給されていることが、ここでわかる。
また、税金などは安くなっていても、社会保険料は厳しく高いことも。
キャッシュフロー表を作成すると、どの時点でサポートが必要になるかが見える。
サポートは自分自身への負担にもなる。
それをあらかじめ知っておくことで、心の準備をすることができる。
この、心の準備がとても大切。
実家の資産状況は、自分自身の生活に影を落とすのだ。
実家じまいの想定をする
実家の両親が亡くなったあと、実家じまいをすることになる。
その際にしないといけないことの概略が見える。
実家の最終的な処分がどのような形になるのかの見通しがたてば、できるだけ自分の負担にならない形での準備も可能になる。
もし負債が残ることが見えてしまえば、それをできるだけ小さくするように、両親にも努力をしてもらう。
その際のサポートに、FPの知識が使える。
両親の終活のサポート
実家のバランスシート、キャッシュフロー表と同時に、両親のライフプラン表も作成する。
その過程で、最終的に財産はどうしたいのか、自分たちの葬儀やお墓についてどのように考えているのか、聞くことができる。
それは、残される家族にとって、とても貴重な情報になる。
必要であれば、遺言書の作成をしてもらうこともできる。
子供の意向にそった遺言書の作成の働きかけはNGだが、事前に話し合っておくことで、内容の大体の予想はつけられる。
それを、事前に知っているか否かで、両親が亡くなったあとの手続きを進めるにあたっての、心理的負担は小さくなる。