こんにちは、暖淡堂です。
FP3級の資格に関心のある方は多いと思います。
FP3級技能士試験の受験者がとても多いのはその反映かと。
自分もFP3級の受験のための勉強をして、その意義がよくわかりました。
実際に自分の暮らしを再設計するために、とても役立つ知識が効率的に身につきます。
FP2級以上では、その知識を他の人のためにも使えます。
FP3級の勉強をしてとてもよかったと感じています。
この記事では、FP3級で学んだことで、自分の暮らしを見直すためにとても役に立っていることを書きたいと思います。
年金、健康保険の仕組みがよくわかった
会社に勤めているので、厚生年金の保険料が給料から毎月天引きされています。
その内容や金額の算定基準がFP3級の勉強をすることでよくわかりました。
また年に1回受け取っている源泉徴収票やねんきん定期便の読み方もわかりました。
自分が1年間にどのくらい社会保険料を支払っているのか、自分が65歳になったときに、どのくらいの年金が受け取れるのか。
それをしっかりと把握できました。
また、時々話題になる年金の繰上げ支給、繰下げ支給。
お得になるのはどういう場合なのかも、自分で見積もれるようになりました。
FP3級の勉強を始める前は、これらを見ることも敬遠していた感じです。
生命保険というものがよくわかった
新入社員の頃に、「保険のおばちゃん」に、なかばお説教されるような形で、高額の生命保険に入っていました。
結婚した時には、その保険金額が、今考えればあり得ないくらいの金額のものになっていて。
まあ、それは若気の至りかな、ともいえるのですが。
自分が歳をとり、子供ももう数年で自立できそうなので、見直すことにしました。
その際にも、FP3の勉強で得た知識が役になっています。
自分が死んだ後の家族の暮らしに必要なお金は、長年勤めてきた会社の退職金もあったり、それなりに貯蓄もあったりするので、それでなんとかなりそうです。
もう高額の保険金は不要。
ずっと軽めの保険に切り替える予定です。
それもFP3級の勉強をしたおかげで、切り替えの決断ができました。
相続に関する不安がなくなった
そもそも自分が相続で受け取るものはほとんどありません。
それで、相続税がないというのがわかってよかったです。
一方で、自分が死んだ時のことは、ある程度整理しておかないといけないかもしれません。
その辺り、何をしないといけないかは、FP3級の勉強で大体見通しがつきました。
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FP3級の資格だけでは独立は難しいでしょう。
就職に有利であるかどうか、はっきりとはいえません。
一方で、退職間近の会社員がやるべきこと、準備しないといけない内容などを整理する際には、これ以上ないくらいに役に立ちます。
おそらく、20代、30代、40代、50代、それぞれ、生活の節目を経験しつつある人にはとても役立つ知識だと思います。
「資格で〜〜する」ためではなく、「自分の暮らしを設計する」ために、FP3級の勉強はとても有意義です。
もし少しでも関心のある方は、FP3級のテキストをパラパラとめくってみることをお勧めします。
関心のあった言葉がたくさんみつかるはずです。
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