暖淡堂 FP Office

会社員でフィナンシャル・プランニング(FP)技能士の「安心な暮らし」のための心得

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FP3の勉強で消える!お金の不安

FP3で解消するお金の不安

1. はじめに:お金の不安、誰もが抱えている

現代社会で暮らしている私たちは、どうしても将来への不安からは逃れられません。そして、その不安の根底にはお金の問題があります。

現在急速に進んでいる物価上昇、雇用形態の変化、老後の生活や資金の準備など、年齢や性別、職業に関わらず普遍的な問題といえます。

経済状況のようなものに対しては、私たち自身が出来る不安解消法はありませんが、せめて日常生活レベルでの対策はしたいもの。そのためにとても有効なのが、FP3資格取得のための勉強です。

FP3受験に必要になる知識が、全部そのまま個人のフィナンシャルプラン、ライフプランの見直しに活用できます。また、家族や親戚の生活の見直しのアドバイスができるようになります。

2. FP3資格とは:検定試験の合格率は80%以上

FP3は3級フィナンシャル・プランニング技能士という国家資格です。試験は日本FP協会と金財でそれぞれ実施しています。

日本FP協会と金財については、以下のリンク先をご参照ください。

日本FP協会

金財

同じ問題(学科)で実施される試験で、日本FP協会での合格率は80%以上、金財では60%程度になっています。

技能検定の試験概要は以下の通り。試験は、学科試験と実技試験の2つで構成されています。学科試験では、以下の6つの分野から出題されます。

資金計画
リスク管理
タックスプランニング
金融資産運用
不動産
相続

実技試験では、顧客のライフプランニングに関する相談業務を想定したケーススタディ形式で、問題解決能力が問われます。

試験日程は、年3回(5月、9月、1月)実施されます。

学科試験はマークシートで回答する問題が60問。6割(36問)以上の正答で合格。

実技試験は日本FP協会はマークシートで回答する3択式問題が20問。こちらも6割(12問)以上の正答で合格。金財は事例形式で5問、こちらも6割以上の正答で合格になります。

なお、日本FP協会と金財とでは合格率に違いはありますが、試験の難易には大差ありません。

3. FP3で得られる知識・スキル:お金の不安を克服する武器

FP3級では、試験範囲と同じ、以下の6つの分野に関する知識とスキルを習得できます。

資金計画: 家計簿のつけ方、目標達成のための計画の立て方
リスク管理: 保険の種類と選び方、リスク対策の重要性
タックスプランニング: 税金の仕組み、節税対策
金融資産運用: 投資の基礎知識、資産運用方法
不動産: 不動産購入の知識、住宅ローン選び
相続: 相続税の仕組み、相続対策

これらの知識とスキルは、将来のお金に対する不安を解消し、より安心した生活を送るために役立ちます。具体的には、以下のようなメリットがあります。

家計管理を改善し、貯蓄を増やすことができる
将来の目標達成に向けた具体的な計画を立てられる
リスクを把握し、適切な対策を講じることができる
賢く資産運用し、資産を増やすことができる
不動産購入や相続に関するトラブルを防ぐことができる

フィナンシャルプランナーの重要なスキルとして、ライフイベント表、キャッシュフロー表の作成の仕方を身につけます。

これらは自分や家族の将来のライフイベントと、それぞれの時期で必要になるお金を把握するためのツールです。これらを作成するだけで、今後必要になるお金の概略がわかります。

そして、実際に必要になる金額がわかるので、不安の大部分が解消されます。どの時期までに、いくら必要になるかが見積もりできますね。

それがわかれば、あとは、それを準備する対策を考えればいいということになります。

4. FP3学習のすすめ:一歩踏み出すためのヒント

FP3の市販のテキストは、どれもとてもわかりやすく書かれています。どれでも構いませんので、まずは一冊手に取って通読されること、それが第一歩になります。

僕自身はブックオフに行って、数年前に刊行されたテキストを購入し、数日でざっと目を通しました。どの内容も、現在の自分自身が知りたかったお金のことばかり。

資格試験用のテキストですが、とても面白く読み進めることができました。

 

そのすぐ後に、またブックオフに行って、薄めの問題集を買いました。すぐに全問解いてみました。こちらは1週間くらいかけました。

手応えを感じたので、改めて以下の2冊を購入し、同じように勉強をしました。新しく買ったテキストは2度通読、問題集は3回全問を解きました。

問題集のアプリも隙間時間を使って、繰り返し解きました。

 

 

 

テキストでの勉強と並行して、「ほんださんFPチャンネル」の爆速講義の動画も視聴しました。とても面白く、知識のインプットを効率的に行えますので、おすすめです。

 


www.youtube.com


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5.おわりに

自分はFP3資格取得後に、自分のライフプラン表とキャッシュフロー表の作成をしました。その表を元にして、生命保険の見直しをしました。

また、年末調整、確定申告などの内容がよくわかったので、スムーズに手続きができるようになりました。

一番よかったのは、自分自身が受け取る年金の制度がよく理解できたこと。自分自身が受け取る年金の金額が、制度の理解とともにわかりました。

これで、かなりの不安が解消されました。

 

生きていく上で、さまざまな不安がありますが、FP3の資格取得にチャレンジするだけで、お金に関する不安はほとんどが解消されます。試験に合格すると一生無くなることのない国家資格が得られます。自信にもつながりますね。

ほんださんチャンネルのほんださんも言っていますが、FP3は国民資格としてもいいくらい、多くの人にお勧めしたい資格です。