暖淡堂 FP Office

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ふるさと納税の節税効果はだいたいどのくらいか FP3独学でわかったこと

FP3級独学

 

こんにちは、暖淡堂です。

FP3級の9月の試験日が近づいてきました。

ちょっとドキドキしています。

 

テキストや問題集のおさらい、「ほんださんFPチャンネル」の最視聴など、時間を作っておこなっています。

それでも、もうこの段階では健康でいること、台風がこないように祈ること、そのくらいしかできないでしょうね。

まあ、なんとか乗り切りたいと思います。

 

で、テキストを読みながら、気になったことを実際に計算してみました。

それはふるさと納税の節税効果。

 

ふるさと納税は寄附金控除として所得金額から差し引かれます。

給与所得控除、配偶者控除、扶養者控除、医療費控除と同じですね。

これらが所得金額から差し引かれた後の金額に対し、税率がかけられます。

とすると、ふるさと納税分の寄附金控除の金額に税率をかけた金額が、トータルの所得税から減額されるということですね。

 

控除される金額は以下の式で求められます。

寄付金控除額(ふるさと納税での控除額)=①または②のいずれか低い金額ー2000円

①その年に支出した特定寄付金(ふるさと納税金)の合計額

②その年の総所得金額等の40%相当額

 

②に相当する金額になるまでは、ほぼふるさと納税をした金額分が控除されます。

で、これの控除が実際に税金におよぼす効果はいくらくらいになるか。

 

所得税の税率は所得金額によって変わり、より高額所得の人ほど高くなっています。

所得金額のレンジで330万円超から695万円以下の人を例にします。

このレンジでは税率が20%。

なので、もし20万円ふるさと納税して、この金額(ー2000円しますが)を所得金額から控除すると、税金はだいたい4万円減額されます。

 

もし20万円のふるさと納税に対する返礼品が差額(16万円)よりも価値があるものを選ぶのであれば、ふるさと納税はその分お得だったといえるかと思います。

なので、トータルで支出を減らそうと思うのであれば、ふるさと納税の金額と返礼品の相場の確認は必要かと。

 

それでも、その土地に行ったつもりでお買い物をしたと思えば、その楽しみ分も加算していいかもしれません。

 

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*☺☺☺☺☺*