為替の円安、円高ってわかりにくいですよね。
確か中学生くらいの頃に最初に習ったと思うのですが、まったくわからなかった記憶があります。
なんでだろうなあって、時々考えていました。
で、ふと、最近それがとてもわかりにくい理由に思い至りました。
それは、円高円安というのもが、ドルを基準にした値だからですね。
例えば
円安だと
1ドル=140円
円高だと
1ドル=80円
のようになります。
で、あれれ、140円なのに安いの?とか、80円なのに高いの?と思ってしまうわけで。
金額の数字に引きずられてしまうわけですね。
これを、円を基準にした値を一緒に伝えるとわかりやすくなりのではないでしょうか。
円安だと
1ドル=140円、(100円=約0.71ドル)
円高だと
1ドル=80円、(100円=1.25ドル)
「海外旅行に行くとき、円安だと100円で0.71ドル分のお買い物しかできないんだよ〜円が安いからね〜だけど円高だと100円で1.25ドル分のお買い物ができるんだよお〜円が高いからね〜」
そういう説明の方がわかりやすいのではないか、と思うのです。
まあ、今の円安、円高の1ドル=xx円の説明が解ると、賢くなった気分にはなれますけど。
その「気分」のために、わかりにくさを放置するのはいかがなものかとも思います。